アサヒのカルピスブランド「カルピスソーダ完熟白桃」
2018年度版は2月上旬から4月末までの期間限定販売、つまり春のドリンクである
春の季節に相応しいやわらかな味わい「カルピスソーダ完熟白桃」
カルピスソーダは乳酸菌、酵母、発酵のプロセスで生まれたカルピスに炭酸を加えた乳性炭酸飲料。
そのカルピスソーダに完熟白桃の味を加えた期間限定の「カルピスソーダ完熟白桃」2018年度版は前回の2017年度版よりも販売期間が長く設定されている。
それは桃の収穫量なのだろうか、それとも2017年度版が好評だったからなのだろうか、僕にはそれが分からない。
しかし味はさておき期間限定のドリンクが長く販売される状況はドリンク好きとして嬉しいものがある。
2018年の今年も春の季節に相応しいやわらかな味わいとやらを試してみることにしよう。
ギリギリの甘さ調整を攻めるカルピスソーダ完熟白桃2018年
そもそも論だがカルピスソーダは通常のカルピス系ドリンクの中で最も甘さが強いドリンクだと僕は思っている。
とくにカルピスウォーターとカルピスソーダは同じカルピス系ドリンクと思えないほど甘さが異なり、それはもう違うドリンクだといっても過言ではない。
この辺はカルピスブランドを作るアサヒの戦略的な部分もあるだろう、さすが大企業。
そんなカルピスソーダに完熟白桃を加えるとは常識で考えれば正気の沙汰ではない。
どう考えても甘甘しい味わいになり、ドリンクとしてのバランスが崩壊してしまうのではないだろうか?
そんなごたくはさておきペットボトルのままグビっと喉に流し込む。
ふむ、確かに「やわらかい味わい」を上手に表現している。
それでいて絶妙な甘さで堪えている味わいだ。
これは僕の想像だが期間限定販売であるカルピスソーダ完熟白桃の甘さ調整はアサヒの開発チームの中でも深い議論が交わされたのではないだろうか?
あと少し甘さを強めれば甘甘で不味いドリンクになり、だからといって甘さを弱めてしまえば完熟白桃のもつ、それこそ「春の季節にふさわしいやわらかな味わい」が表現が難しい、恐らくギリギリの調整が行われたのだろうと僕は想像している。
ただ思うに「カルピスソーダ完熟白桃」はマイノリティーにしか受けないと思う。
そう、例えばそれは僕のようなドリンクが好きな層だろう。