2018年7月30日に夏限定で全国発売となった不二家の「ダブルレモンスカッシュ」
シチリア産レモン果汁を深く味わう
レモン果汁とレモンまるごと凍結粉砕したペーストのダブルレモン
不二家の「ダブルレモンスカッシュ」は不二家レモンスカッシュの夏限定版のドリンク、シチリア産のレモン果汁と凍結粉砕したレモンペーストのダブルなレモン感を追及したこだわりのレモン炭酸飲料だ。
そのこだわりは人工甘味料不使用で果汁10%未満...といったレモンそのものの味を伝えようとしているパッケージからも伝わってくる。
ただパッケージデザインは競合他社のドリンクに比べて少々地味なデザイン、何となくだが酸っぱそうなイメージは伝わるもののインパクトに欠ける。
この辺は最近の流行に流されない...といった姿勢なのだろうか、僕としてはパッケージでもう一言アピールポイントがあった方が良いと思う。
上品な酸っぱさとほのかな甘さ
不二家のドリンクと言えばネクターだろう、レモンスカッシュを最初に連想する人は恐らく少ないはずだ。そんなレモンスカッシュの夏限定バーションともなれば更にマイナーなドリンクになる。
さてダブルレモンスカッシュ、ペットボトルのキャップを開けてみるとレモンの香りはするが控えめな香りだ。
ダブルとあるだけにもっとガツンとしたレモンの香りかと思えばそうではない。ではじっくりと味わってみよう。
「上品な酸っぱさ、ほのかな甘さ」
ダブルレモンというだけあって確かに酸っぱい、しかし上品な酸っぱさでありこれがシチリア産レモンなのだろうか。
僕としては上品な味のネクターを作るようにダブルレモンスカッシュも上品な酸っぱさに調整しているように感じる。
そしてほのかな甘さもレモン味を上品に立てているのだろう、これは中々うまくて唾液を催す後を引く後味、当然だがレモンの酸っぱさがそうさせている。
例えば何か強烈なものを舐めた後などの口直しには丁度良い、口と舌と喉を清潔にリセットしてくれる感がある。
炭酸はキメの細かい微炭酸といったところだろう。
だからといって炭酸に満足しないわけではなく、微炭酸とレモンの酸っぱさが舌を刺激し続けるような旨みがある。
これにより何かを忘れさせる爽快感があるのではないだろうか、
そんな風に、僕は思う。