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サントリー 「南アルプス PEAKER ビターエナジー」は未経験で上品な味のエナジードリンク!

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2018年8月21日から1都10県で新発売(全国発売は10月より)されたサントリー 「南アルプス PEAKER ビターエナジー」

苦味と強炭酸の刺激を深く味わう

最後まで落ちないビターエナジードリンク

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サントリー から新発売された「南アルプス PEAKER ビターエナジー」、そのコンセプトは「最後まで落ちない」「ビターエナジードリンク」といったもの。

最後まで落ちないについてはパッケージ裏のDRINKING STYLEのグラフが落ちないという意味なのだろう、これについてはよく分からないが僕なりに解釈すると最後までエナジードリンクとしての味が落ちることなく飲み干せるのではないかと思っている。

 

ビターエナジーにについても解釈が難しい、普通に考えれば「苦みのある...」になるのだがサントリーの発表では少し意味が異なる。

ここはひとつ公式から引用してみよう

「サントリー 南アルプス PEAKER ビターエナジー」の特長
「自然が育んだ素材」と、「苦味と強炭酸による刺激」によって生み出されたエナジー感
独特な味わいがあり、カフェインを含む茶葉である“グアユサ”を使用。また、コクがあり後キレの良い爽快な辛みのジンジャー、クリアな清涼感のミントを使用し、自然が育んだ素材の、エナジー感のある味わいに仕上げました。
さらに、ホップと有機グレープフルーツ果汁が持つクセになる苦味と、喉にグッとくる強炭酸の刺激を掛け合わせることで、これまでに無かったエナジー感を生み出しました。

https://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/article/sbf0716.htmlより引用

 ポイントはジンジャーやグレープフルーツのもつ苦みだろうか、それともホップなのだろうか、この辺は実際に飲んで確かめるしかない。

 

テレビCMは三浦大知さんが大自然でエネルギッシュに歌い踊っている。

www.youtube.com

三浦大知さんの起用はクセのある...を表現したかったのだろうか、そしてうますぎる歌唱力とエネルギッシュな踊りからエナジーを連想させているようにも思える。

僕が思うにCMの効果と「南アルプス PEAKER ビターエナジー」のコンセプトは合致していると感じる。

気なる成分は100mlあたりエネルギー33kcal、クエン酸300mg、カフェイン12mg、てんさいを原料とした糖類のパラチノースを使用

エナジードリンクとしては上品な味

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南アルプスブランドを掲げながらエナジードリンクとはサントリーは一体何を考えているのだ?最初に「南アルプス PEAKER ビターエナジー」をスーパーで発見した時に僕はこう思った。

ただサントリーによると「サントリー 南アルプス PEAKER ビターエナジー」は、自然が育んだ素材と、苦味・強炭酸の刺激に着目して生まれたエナジードリンクといった健康的なエナジードリンクといった新しいジャンルだ、確かにレッドブルやモンスターはうまいエナジー系ドリンクだが体に良さそうなイメージは少ない。

大手飲料メーカーのサントリーが新商品として新しいジャンルのエナジードリンクを発売するからにはそれなりの自信があるのだろう、もう飲むしかない。

「コーラのような香り」

ペットボトルのキャップを開けて最初に飛び込んでくるドリンクの香り、僕はこれを重要視しているのだが匂いで言えばコーラのような匂いがする。

という事は味も... で一口飲んでみるとコーラの味ではない。

それでも無理やりにコーラを基準に味を表現するならば薄味のコーラをベースにした新しい味、そして上品なエナジードリンクの味と表現してみよう。

「ビター」というわりに苦みはほとんど感じない、これは少々裏切られた味になる。

後味にジンジャーが残るような設計でミントがほのかに感じられる味、そしてこの味はクセになり唾液がじゅわっと出てくる...つまり僕の口と舌と喉が「サントリー 南アルプス PEAKER ビターエナジー」を欲しているのが自分でも分かるほどだ。

これはうまい、さすがサントリー、絶妙なバランスで仕上げている自信作と言えるだろう。

ただエナジードリンクとしては少々上品すぎる味、競合他社のエナジードリンクのようにもう少し雑なワイルド感があっても良いのではないだろうか?とも思えるが、そこは他社との差別化なのかもしれない。

炭酸はキメが細かく舌に絡みつき、しっかりと喉まで炭酸の刺激が到達するようになっている。これは例えば雑な安物炭酸ドリンクと大きく異なる部分だろう。

「サントリー 南アルプス PEAKER ビターエナジー」結局何味?と聞かれると中々答えにくいものがある。それは新しい味だから表現がない...とも言える。

それはかつてドクターペッパーがそうだったように、レッドブルがそうだったように前例のない味の表現を文字にするのは難しく、結局は「商品名の味」という事になってしまう。

つまりは「ビターエナジーの味」と今後呼ばれるはずだ。

それでも現状発売されているドリンクを参考に味の表現をするならば薄いコーラをベースにジンジャーと少々の柑橘系、少しのミントを加えた爽快で上品なドリンク... とても難しいがこのような表現になる。

そのような微妙で繊細な味なので当然クセは強いのだが、例えばドクターペッパーのように好き嫌いがはっきり分かれるようなクセの強さまでは無い。

そして何より「サントリー 南アルプス PEAKER ビターエナジー」はうまい。

新発売、新コンセプト、新しい味のエナジードリンク、是非とも自分の舌と口と喉で深く味わって欲しい。

そんな風に、僕は思う。